神様の分社といえば出雲大社常陸分社

出雲大社といえば、島根県にある神社で縁結びの神様として全国的にも有名ですね。縁結びといっても、恋愛だけでなく、友人や仕事関係などあらゆる良縁にご利益があるといわれています。福の神といわれる所以ですね。

出雲は神の国です。そして、出雲大社は日本中の神様が集まってくる神社です。ご祭神は大国主大神、縁と運命を司る神様です。この大国主大神が天照大神に国を譲り、そのとき建立されたのが出雲大社です。

大国主大神は日本最古の歴史書『古事記』にも登場します。親しまれた呼び方では、大黒様とあります。神話ではイナバの白兎に出てくる心優しい神様です。しかも恋多き神様で、複数の女神と夫婦関係にありました。それで縁結び神様になったわけですね。

本来なら島根の出雲大社に行くことがいいのですが、時間的、物理的に難しい人たちのために、出雲大社は日本中に分社があります。東京にも六本木にも東京分社があります。しかし、島根の出雲大社のご利益を得るのであれば、茨城県にある常陸分社の方が効果的です。

では、東京分社よりも常陸分社の方がパワーが強いのでしょうか。島根の出雲大社は日が沈み休まる『日隅宮(ひすみのみや)』と呼ばれています。対して、常陸は「日が生まれる(日立)」または「常世の国(陸)」と呼ばれます。

そしてさらに、島根県の出雲大社から長野県にある諏訪大社を直線で結び、貫いた先には出雲大社常陸分社があるのです。島根のパワーと諏訪のパワーが直線的に通る特別な位置に鎮座するのが常陸分社なのです。これが関東で出雲大社といえばここになるわけですね。

常陸分社は歴史は浅く、平成4年に分霊を賜りました。また、平成26年に島根出雲大社としての包括的な関係を廃止し、名称も正式には常陸国出雲大社と改称されています。

常陸分社も島根出雲大社と同じ手順で参拝します。まずは、鳥居の前で礼をして、鳥居をくぐりましょう。水舎で手と口を清め、参道へ向かいますが、パワーを遮るこのないよう参道は端を歩くようにしてください。

参拝は二拝四拍一拝です。四拍というのも、普通より多く感じますが、魔を払い、多くの神様を呼ぶ意味があるとのことです。せっかく行くのなら、やはり効果のある参拝方法で行いましょう。神社によっても独自の参拝方法があるようなので、注意したいところですね。

出雲大社いうと大きな注連縄のイメージが強いですよね。ここ常陸分社でも長さ16m、重さ6tという日本一の注連縄が構えています。なんでも島根出雲大社とは、絞り方が反対らしいです。この注連縄にお賽銭を投げてみましょう。お賽銭が落ちずに藁の中に突き刺さると良縁、恋愛が成就するそうです。

良縁、恋愛のパワースポットだけあって、参拝者の多くは女性です。その効果も本家島根の出雲大社とは変わりません。恋活、婚活中のアナタ、ぜひ一度足を運んでみてはどうですか。

【常陸国出雲大社(出雲大社常陸分社)】
場所:茨城県笠間市福原2001
最寄駅
・JR水戸線「福原」駅徒歩7分