強烈な金運を求めるなら、日本の経済を支えてきた東京タワー

東京都心のシンボル、東京タワー。高さ333mを誇る電波塔は、東京の観光名所でもあります。創設は昭和33年。展望台からは、都内を一望でき、富士山さえも見ることもできます。

一帯の芝公園は、実は、古墳や祭祀遺跡も多く、古代の権力者が多数永眠している古くからのパワースポットなのです。

江戸幕府初代将軍徳川家康公が、江戸城の裏鬼門封じの増上寺と霊廟を建てることで霊力を取り込もうした場所です。明治時代には官邸が置かれていました。

現在では、富士山と秩父山系の龍脈が流れ込む終着点で、日本最強の龍穴である皇居を東京の中心として、東京スカイツリーが北東の鬼門、東京タワーが南西の裏鬼門に位置する重要なライン上にあるのです。

天に向かってそびえ立つこの建造物は、宇宙エネルギーを集めるアンテナの役割を果たしています。また、あまり知られていないのですが、展望台から上にある鉄骨は、朝鮮戦争で使われた米軍戦車のスクラップ鉄が使用されています。

実はこれには意味があり、戦車を鉄骨に使用することで、生と死が交錯する土地と鉄材の上に建て、宇宙にある正負のバランスのいいエネルギーを集めることができるアンテナの役目になります。

また展望台には、日本の総氏神である伊勢神宮から分社しているタワー大神宮もあり、実際に参拝することもできます。ご利益は全体運、上昇運アップに授かることができます。志を高くしたい、成績を高くしたいということで、ビジネスパーソン、受験生にも人気の場所です。

当時のテクノロジーを集結して造られた東京タワーのような建造物にも、風水、宗教的な考えのもと造られていると思うと、やはり、あながちパワースポットというものを無視はできませんね。

敷地内にある蛇塚は金運、出世運で有名なパワースポットです。今でこそあまり見かけませんが、昔は蛇の脱皮した皮を財布に入れておくと金運・財運がアップするといわれていました。昔から、蛇は金運上昇にいいのですね。

そんな蛇を祀る蛇塚。タワーすぐ下に、もみじ谷という人工の渓谷があります。その滝の奥にお地蔵さまが立ち並んでいます。その一番奥にある4体目の地蔵さまの裏に、とぐろ巻いた蛇の増が祀られています。ちょっと足場が悪い雨の日などは気をつけてください。

東京タワーに上ったことがあっても蛇塚には行ったことがない人も多いと思います。意外と知られていないので、足を運んだらぜひお参りしてみてください。芝公園内の遊歩道の案内板あたりから細いスロープ状の道が続きます。

この辺りを歩いていると、今東京タワーの真下にいるということを忘れてしまいそうです。パワーの強い土地なので、ご利益も高そうですよ。またタワー周辺には多くのパワースポットがありますので、気長に散策をしながらパワーを吸収してください。

【東京タワー】
場所:東京都港区芝公園4―2―8
最寄駅
・都営大江戸線「赤羽橋」駅赤羽橋口徒歩5分
・都営三田線「御成門」駅A1出口徒歩6分
・日比谷線「神谷町」駅1番出口7分
・都営浅草線「大門」駅A6出口徒歩10分

東京で最も有名な安産祈願といえば水天宮

パワースポットの中には、かなり限定的な祈願を司る神社もあります。その一つが中央区日本橋にある水天宮です。水天宮という神社はいくつもありますが、中央区日本橋の東京水天宮をご紹介します。こちらは安産を祈願する神社です。一生の間になかなか何度も足を運ぶパワースポットではありませんね。

日本で最も混雑する安産祈願の神社といえば、ここ水天宮です。最も混雑するということは、やはりそれだけ信頼されている証拠でもあります。日取りが良かったりすると、かなり混雑する上、長い待ち時間になることもありますので、体調を崩さないように気をつけてください。安産祈願で体調を崩してしまったら本末転倒ですので…。

江戸時代から安産、子授けの神として人々から愛されてきたこの神社には、毎月の戌の日、安産祈願でたくさんの妊婦さん、そのご家族が参拝に訪れます。

社殿も建て替えられ、待合室も利用しやすくなり、妊婦さんの負担をかなり緩和できるように改善もされています。新たな新鮮な気持ちでお参りすることができます。

もとは、福岡県久留米市の鎮守府として祀られてきた神社です。久留米の藩主が、江戸でも久留米水天宮を参拝できるように、と屋敷内に分社を創建したのがはじまりです。それがやがて一般の庶民にも開放され、明治に入り神社にされました。

ご祭神は、天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)。こちらの神様は宇宙の化身と考えられている神様で、天地を創造した万物を司る神様です。ほかにも安徳天皇、建礼門院、二位ノ尼が祀られています。水天宮は、日本の神々の祖先神が祀られているので、子授け、安産に御利益があるのですね。

境内には『子宝犬』という犬の親子の像や、『安産子育て河童』などという育児にご利益がある像が鎮座して、多くの方がそれらの像を撫でています。また、子宝犬の周りには、干支の文字が彫られた玉があり、そこも自分の干支をなでて厄除けのご利益を授かります。本殿参拝の後になでると効果が上がるそうです。

日本には、妊娠5か月目に入った最初の戌の日、妊婦さんが腹帯を巻いて安産祈願のお参りをする習わしがあります。御子守帯(みすずおび)が安産の授与品として人気です。また、帯の授与が男性からだと男の子、女性からだと女の子が生まれるといわれています。

絵馬は一般的に願い事を書いて、その境内に結びつけるものというイメージがありますが、こちらでお求めいただく絵馬は、ちょっと珍しいご自宅に持ち帰ることができる絵馬『福絵馬』です。枕元に飾ることで効果も高くなることで有名ですので、ご参拝で訪れた際にはぜひこちらもお求めください。

安産祈願のほかにも、夫婦円満、家庭全般の守護、水難除け、農業、漁業、水商売の守護としてのご利益、厄災を取り除き開運というご利益も授けてくれますので、ご家族で参拝に出かけたいパワースポットです。

また前述したように、ここのご祭神は、天御中主神が天地を創造(=クリエイト)した万物を司る神様ということで、最近では、新規事業を起こそうとする人や、クリエイティブな仕事をする人たちからも信仰されるようになっています。

【水天宮】
場所:東京都中央区日本橋蛎殻町2―4―1
最寄駅
・都営新宿線「浜町」駅A2出口徒歩1分
・半蔵門線「水天宮前」駅5番出徒歩7分
・日比谷線「人形町」駅A1出口7分

大涌谷で大自然のパワーを全身で感じることで開運

およそ3000年前、箱根の最高峰神山が水蒸気爆発を起こし、できたのが大涌谷です。大自然の壮大なパワーを感じるパワースポットです。現在でも水蒸気と硫黄が噴出する火山活動が続いています。

関東の山岳信仰としての霊場である箱根。地域全体がパワースポットになっていますが、大涌谷はとくにパワーが強い場所です。

昔はゴツゴツした岩肌、途切れず噴出する水蒸気、鼻をつく硫黄の匂いなどから、「地獄谷」と呼ばれていましたが、明治になって天皇・皇后両陛下が訪問されるにあたり、正式に改称されました。

土と火のエネルギーでいえば、関東最強のパワースポットといえます。ある意味、目で見ることができるパワースポットといえます。パワースポットでのパワーとは一般の人には見ることができないエネルギーです。

しかし、ここ大涌谷では、大地から地球のエネルギーとなる火と土が常に噴出しているのです。その火と土は、夏場と冬場の季節によって割合が変わったりするのも確認することができます。

火の恩恵を受けたければ夏場に、土の恩恵を受けたければ元旦を挟んだ数日間が最も土の割合が多いなど、人知を超えた不思議なパワーをリアルに感じることができる場所なのです。

現在でも火山活動が続く大涌谷も今では整備され、だれでも訪れることができる観光地となっています。大自然の壮大なパワーを肌で感じてください。ここに訪れた人の中には、ここのエネルギーを持ち帰るために天然石を持っていく人もいるそうです。

大涌谷を周回できる散策道では、あちこちで火のエネルギー、土のエネルギーを感じることができます。また不思議なことに、人によってパワーを感じる地点が異なっていたりするそうです。

ここでエネルギーを享受したときのその効果は、心が強くなり、ポジティブになり、積極性が生まれ、アクティビティな性格になります。そして、情熱の持続と、負のパワーの消滅など、全体に活力がみなぎる効果がでるようです。

風水的に見ても、大涌谷からは箱根の山々、そして富士山が展望でき、富士山からのエネルギーを地からも宙からも感じることができる稀な場所となっています。

だれでも両エネルギーを最も受けやすい場所が、『玉子茶屋』周辺の展望エリアです。散策道を登り、最も高い場所です。山登りに慣れていない人にとっては、少々キツイかもしれませんが、せっかくここまで来たのです。ぜひ、足を運んでください。

地熱で温められたゆで卵は、ここでの名物です。硫黄と鉄分が化合した硫化鉄が含まれ沸いている温泉で温められた卵の殻は、黒く変色しています。そのため、黒玉子と呼ばれています。黒玉子は1個食べると、寿命が7年延びるといわれています。お土産に購入される訪問者も後を絶たない人気ぶりです。

また、ここでの天然石を利用して作られた石細工も人気ですので、ご自分と相性のいいアイテムをぜひお求めいただくといいと思います。

【大涌谷】
場所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1251
最寄駅
・「箱根湯本」駅登山バス35分
・「強羅」駅箱根登山ケーブルカー10分
・「早雲山」駅ロープウェイ10分

「鹿島立ち」…事を始めるならここで祈願、鹿島神宮

『鹿島立ち』という言葉をご存知でしょうか。何かを始めるとき、茨城県鹿嶋市にある鹿島神宮に行って祈願するのです。関東最強レベルのパワースポットで勝負運を高めましょう。

その『鹿島立ち』の言葉の源なった理由は、鹿島神宮の位置です。鹿島神宮は、吉野山・伊勢神宮・富士山・明治神宮・皇居と一直線に続くレイラインの東端に位置するのです。鹿島神宮の一の鳥居は太平洋の明石浜にあり、神々の通り道の東門にあたる位置なのです。

レイラインのスタート地点『すべての始まりの地』が『鹿島立ち』という言葉に集約されたのですね。さらに境内はレイラインの基づき、直線的に社殿、参道、鳥居、要石に配置されています。

ここは全国に点在する鹿島神社の総本山で、関東最古の神社です。平安時代から神宮と称されるのは、伊勢神宮、鹿島神宮、香取神宮しかなかったのです。創建は初代神武天皇が即位と同じ紀元前660年。日本の皇室の紀元と同じなのです。まるで日本の歴史そのものです。

ご祭神は、武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)です。日本神話最強の武神であり勝利の神です。さらに、海や雷を司る神であり、魔を退ける神でもあるのです。まさに最強の神様といえます。

鹿島神宮のご利益は、人生の開運の力、人の上に立つリーダー、起業家、また人生における転換期に参拝することで、勝負運、決断力、行動力、統率力を高めることができます。

当然のように本殿周辺は強いパワーがみなぎっています。実はその奥に進む奥宮の方が強いパワースポットになっています。なお、本殿参拝の前に風習として摂社の高房神社を参拝する習わしとなっています。ご注意ください。

参道は大鳥居から一直線に作られています。もとは奥宮が本殿だったので、拝殿を過ぎてからのさらに奥参道が続きますが、やはり一直線です。これもレイラインに基づいているのですね。この奥参道の突き当りが奥宮です。まるで影のボスのような存在です。また、この奥参道の途中に鹿園があるのに驚きます。

奥宮には要石が守られています。この石は地震を起こすナマズを押さえつけるための地震封じの霊石で、鹿島神宮の中でも最も強いパワースポットになっています。なお、地上に出ている部分はほんのわずかですが、大部分が地中に埋まっているそうです。

東日本大震災の際にも、巨大なエネルギーが放出され関東地方の被害を抑えたといわれています。このことから、要石の効力は、自分以外のものを守り続けることで、リーダーとして大事なものを守る力や協調性をもたらすパワースポットなのです。

奥宮から下りたところにある、清く澄んだ霊水が溢れる御手洗池も強いエネルギーが発生しているポイントです。現在でも大勢の人々が大寒の禊行の際に、この池に入り祝詞を唱えます。

ここはエネルギーが強すぎるため、これから起業しようとする方などは、強い決意と計画を持ってご参拝ください。計画が漠然としていて迷っている方は、別の神社で祈願した方がおススメです。

【鹿島神宮】
場所:茨城県鹿島市宮中2306-1
最寄駅
・JR「鹿島神宮」駅徒歩10分

縁結びと厄除けなら、大國魂神社に祈願

東京には、特に格式の高い由緒と歴史高い『東京五社』が、存在します。明治神宮、東京大神宮、日枝神社、靖国神社、そして、府中にある大國魂神社です。ここは武蔵国総社となっています。

総社(そうじゃ)とは、旧国の主要神社の神々を全て集めて祀る神社のことです。平安時代、国司の最初の仕事は、国内すべての神社を参拝することでした。しかし、これは非常に大変で、非効率な業務だったのです。そこで、神々を一か所に集めた神社が総社なのです。

だから、ここを参拝すれば国中の神社に参拝したことになるというとても効率的な神社なのです。大國魂神社を参拝すれば東京と埼玉のすべての神社を参拝したことになるのです。これは行かないわけにはいきませんね。

祀られている神様は、大國魂大神(おおくにたまのおおかみ)。武蔵国の守護神であり、とてもパワーの大きい土地神です。出雲大社で有名な大国主神(おおくにぬしのかみ)と同じ神とされ、縁結び、厄除けのご利益があります。

安産のご利益もあり、安産祈願の絵馬を奉納し、祈願します。そして、無事出産し、願いが叶ったら、お礼に底のない柄杓を奉納する風習があります。

土地神とは、参拝者にいろいろな縁を結んでくれます。東京、埼玉で生まれた方にとってみては、出会い、仕事の縁結びに強力な効果を与えてくれます。境内は都内とは思えないほど自然豊かになっています。参道のケヤキ並木は、国の天然記念物に指定までされています。

大國魂神社の中でも、特に強力なパワースポットがあります。それは、大鳥居横のケヤキの御神木、随神門脇の『鶴石』、『亀石』、拝殿・本殿の面前、本殿裏の銀杏の御神木です。

大鳥居の横にあるケヤキは、樹齢約900年。鳥居をくぐった瞬間に圧倒されるほどの自然のパワーを吸収できます。そして、森の中にいるような並木道の中を進むことで、自然と身も心も癒されていきます。

随神門の両脇にある『鶴石』と『亀石』は、見たところ、鶴にも亀にも見えませんが、これは江戸時代よりも前に作られているそうで、相当の歴史あるものだからでしょう。鳥居ができる前の鳥居に代わる意味合いがあっともいわれています。大昔から、ここを通る人が撫でてきたので、多くのパワーが詰まっていると思われます。

大國魂神社に最も奥まった位置にある、拝殿・本殿前に立つと目に飛び込む朱の色に圧倒されます。緑生い茂った木々の中にある朱色の本殿はまさに荘厳です。特に強いパワーを吸収できますので、心を込めて参拝してください。

また、大國魂神社は関東三大奇祭の一つ『くらやみ祭』でも有名です。ちょっと怖い名称のこの祭り、昔は真夜中に神輿を繰り出したことから、そう呼ばれるようになりました。春に行われる大國魂神社最大のお祭りですので、機会があれば行ってみましょう。

【箱根神社】
場所:東京都府中市宮町3-1
最寄駅
・京王線「府中」駅徒歩3分
・JR武蔵野線・南武線「府中本町」駅徒歩7分

恋愛を実らす強大なパワースポットといえば箱根神社

それまでは要人が参拝するとされてきた箱根神社。しかし、東海道が整備され、小田原から三島にいたる箱根八里が開通されると、東西の交通の要地として箱根が栄えるようになりました。旅人が旅路の安全を祈願するため一般の者も訪れるようになります。

箱根神社は、関東山岳信仰の霊場です。富士山の南側が陽、そして箱根が陰となり、エネルギーバランスがとてもよい地とされます。物事を着実に進めるパワーを得ることができます。

古くは平安時代、坂上田村麻呂が東北征伐に向かう際にここで祈願。その後も、鎌倉時代の初代将軍源頼朝、源頼義、源義経、そして江戸幕府初代将軍徳川家康までもがここを訪れ祈願しました。

頼朝公がここ箱根神社を厚く信仰したことがきっかけとなり、その後の北条氏、徳川氏もここを信仰の拠点とするようになったのです。また、現在にいたっても明治天皇のころから、皇族の参拝も盛んに行われています。

昔から「箱根を背にするものは天下を制す」といわれる関東屈指の神社なので、関東地方でビジネスをする財界人も必ず参拝に訪れる関東総鎮守なのです。都内からのリピーター参拝者が非常に多い神社です。

箱根神社の境内は龍穴にあたります。そして、隣接する九頭龍神社も強力なパワーが発生しています。出世運、金運、恋愛運、縁結び、健康運、商売繁盛など、バランスよく全体運を向上させることができます。

また、大きな志に影響を与える力を持っていますので、個人の開運よりも社会貢献を思う気持ちを祈願するといいかもしれません。財界人の方が多く訪れるのもうなずけます。

九頭龍神社のご祭神は、九頭龍大神(くずりゅうのおおかみ)。この神は、物事を現実化させる龍神といわれています。まるでアニメのキャラクターのようですね。しかし、ここに来るとそれが空想ではないような厳かな気持ちになれます。

その九頭龍大神のパワーの源は『荒魂(あらみたま)』といわれるもので、神の魂より古い始原的な魂そのものといわれています。この荒ぶる魂が、開運の後押しをしてくれるのですね。

そして、この九頭龍神社は、女性に嬉しい縁結びを司る神様でもあります。恋活、婚活中の方はぜひここで参拝してみましょう。それには邪な気持ちを捨て必ず一の鳥居から五の鳥居を順番通りくぐってください。そうすることで、確実に恋愛運が向上します。

奈良時代、箱根山を囲む芦ノ湖に九つの頭を持った毒龍が住みついていました。それを万巻上人(まんがんしょうにん)が鎮め、毒龍を悔い改めさせ、龍神となりました。その龍が九頭龍大神なのです。

そして、今その芦ノ湖には、講和条約の締結による日本の独立を記念した『平和の鳥居』が建立されています。何かとスケールの大きいパワースポットですね。その景観は圧巻です。必ず訪れたい場所です。

【箱根神社】
場所:神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80-1
最寄駅
・箱根登山鉄道「箱根湯本」箱根登山バス・伊豆箱根バス40分
・JR小田急線「小田原」駅バス60分

馬事公苑なら家族で出かけて金運アップ

世田谷区用賀にある馬事公苑は、金運アップに効果があるパワースポットです。パワースポットとしては、ちょっと風変わりなパワースポットですね。このパワースポットについて調べてみましょう。運営は日本中央競馬会(JRA)。馬事普及の拠点となります。

確認したところ、『公苑』と『公園』には特に違いはないそうです。ここ馬事公苑は、1940年に第12回東京オリンピックに向けて馬術選手を育成する目的で作られ、昭和15年に開園しました。残念ながらその大会は、日中戦争の影響で中止となりました。

そして、1964年開催の第18回東京オリンピックがで、馬場馬術競技の会場として利用されました。なかなか複雑な歴史があるのですね。今でも東京ドーム4個分の敷地内に自然がいっぱいのままです。

動物、馬好きの人にとっては絶好の場所です。乗馬体験、馬術訓練、馬術の競技会などが開催され、馬とのふれあいで癒されるなど、ここは普段から親子連れ、花見客でにぎわっています。

実はこちらはこのように、もともとからパワースポットというわけではなかったのですね。では、なぜここがパワースポットとして近年有名になったのでしょうか。

実は、ここはテレビ番組で人気占い師から開運効果がある場所として紹介されたことで、パワースポットとして有名になったのです。馬事公苑内に強力なパワーを出す場所(公苑内の中央あたり)があり、その場所から南に向かって願掛けをすると事業運、財運が高まると紹介されました。

以降、ここにはパワーを求める人が急増しました。馬は生命力の象徴であることも、パワースポットとする理由の一つなのですね。

そして、都心から少し離れた馬事公苑まで来たら、せっかくなのでバスを利用して30分ほどで等々力渓谷公園がありますので、そちらにも足を運んでみましょう。ここは都内で唯一の自然渓谷となっており、かなり強力なパワースポットでもあります。

思わず都内であることを忘れてしまう自然豊かな遊歩道を巡ります。1kmほど続くこの遊歩道には、日本庭園や不動像を祀る滝轟山(りゅうごうさん)明王院というお寺がありますので、参拝していきましょう。恋愛運、縁結びのご利益があります。

現在ではそうでもないのですが、その昔は相当の水量のある滝であったといわれる不動の滝を見ながら進むと、その反対側に、弘法大師の幼名といわれる稚児大師を祀る稚児大師御影堂があります。こちらは、子育て、学業成就にご利益があります。

こちらの渓谷は、自然の力を使って体と心を癒す効果があるそうです。都心では味わうことのできない、優しくも力強い自然のエネルギーを満喫してください。

【馬事公苑】
場所:東京都世田谷区上用賀2-1-1
最寄駅
・東急田園都市線「桜新町」駅徒歩15分
・小田急線「経堂」駅徒歩20分
【等々力渓谷公園】
場所:東京都世田谷区等々力1-22-26
最寄駅
・東急大井線「等々力」駅徒歩5分
【馬事公苑から等々力渓谷公園へのアクセス】
東京農業大学前より、田園調布駅行きに乗り、天祖神社裏で下車

開運、出世を願うものが誰もが足を運ぶ愛宕神社

東京23区で最も高く自然豊富な愛宕山。この山頂にあるのが愛宕神社(あたごじんじゃ)。徳川家康の命により、勝軍地蔵菩薩を置いたのがその始まりとなります。皇居からはわずか1.5kmの位置にあります。

ご祭神は火神、水神、山神をはじめ大自然のパワーと自然神の力が溢れる清々しい神社です。都心では珍しい神社ですね。主祭神は火産霊命(ほむすびのみこと)という火の神です。

その火の神が恋愛の炎をたきつける恋愛運を上げるご利益もあります。火の神様を祀っていることから、そのことから火で邪気を払う神社でもあります。

仕事運がアップするということで名高い愛宕神社。出世を目指すビジネスパーソンならだれでも承知のパワースポットですね。そして、その仕事運、出世運を左右するのが、『出世の石段』の存在です。

江戸幕府三代目将軍徳川家光時代の日本一の馬術の名人曲垣平九郎(まがきへいくろう)が、この石段を駆け上がり、梅の枝を見事取ることに成功した逸話からきています。家光公は平九郎を賞賛し、彼の名は全国に広まっていきました。

これが『出世の石段』、別名『男坂』と呼ばれるようになった所以です。見上げた瞬間にため息がでるような急こう配な86段の石段が神々しくそびえます。

火の神の力で邪気を払い、『出世の石段』の武勇伝にあやかって開運し、仕事運、出世運を向上させてくれます。数多くの経営者やサラリーマンが、ここ愛宕神社に訪れますが、実は間違えた方法で参拝し、逆に運気を下げてしまうこともあるので注意してください。

まず『出世の石段』を途中で休むことなく、かなりキツいですが登り切ってください。登り切ったら、社殿に向かいます。「二礼二拍一礼」をし、右回りに太郎坊社、福寿稲荷社、大黒天社と拝みます。
この境内は、井伊直弼が暗殺された『桜田門外の変』において、水戸浪士が集結した場所であり、勝海舟が西郷隆盛を誘って『江戸城無血開城』へ導いた会談場所なのです。歴史のターニングポイントにもなった重要地なのです。気持ちが引き締まりますね。

弁財天社のある池では、清らかな水の流れる浄化スポットになっています。鯉でも眺めながらこの池のほとりで心を浄化してみてください。日々の忙しさを忘れ、心を癒してみましょう。クリアになって、閃きがあるかもしれません。

そして、もっとも注意したいのが参拝帰りの方法です。絶対に『出世の石段』から降りないようにしてください。必ず裏口の女坂やエレベーターから神社を出るようにすることです。運気がゼロに戻ってしまいます。『出世の石段』は登り専用です。

これはなぜかと申しますと、前述した『桜田門外の変』で、実行者18人がその階段を下って襲撃に向かったところ、事は成し遂げたのですが、そのうち16人は命を落としたとされるからです。

お昼のランチタイム、気軽にフラッと立ち寄れる位置にありますので、運動と仕事運向上をかねて、ぜひお立ち寄りください。

【愛宕神社】
場所:東京都港区愛宕1-5-3
最寄駅
・日比谷線「神谷町」駅徒歩5分
・銀座線「虎ノ門」駅徒歩8分
・都営三田線「御成門」駅徒歩8分

神様の分社といえば出雲大社常陸分社

出雲大社といえば、島根県にある神社で縁結びの神様として全国的にも有名ですね。縁結びといっても、恋愛だけでなく、友人や仕事関係などあらゆる良縁にご利益があるといわれています。福の神といわれる所以ですね。

出雲は神の国です。そして、出雲大社は日本中の神様が集まってくる神社です。ご祭神は大国主大神、縁と運命を司る神様です。この大国主大神が天照大神に国を譲り、そのとき建立されたのが出雲大社です。

大国主大神は日本最古の歴史書『古事記』にも登場します。親しまれた呼び方では、大黒様とあります。神話ではイナバの白兎に出てくる心優しい神様です。しかも恋多き神様で、複数の女神と夫婦関係にありました。それで縁結び神様になったわけですね。

本来なら島根の出雲大社に行くことがいいのですが、時間的、物理的に難しい人たちのために、出雲大社は日本中に分社があります。東京にも六本木にも東京分社があります。しかし、島根の出雲大社のご利益を得るのであれば、茨城県にある常陸分社の方が効果的です。

では、東京分社よりも常陸分社の方がパワーが強いのでしょうか。島根の出雲大社は日が沈み休まる『日隅宮(ひすみのみや)』と呼ばれています。対して、常陸は「日が生まれる(日立)」または「常世の国(陸)」と呼ばれます。

そしてさらに、島根県の出雲大社から長野県にある諏訪大社を直線で結び、貫いた先には出雲大社常陸分社があるのです。島根のパワーと諏訪のパワーが直線的に通る特別な位置に鎮座するのが常陸分社なのです。これが関東で出雲大社といえばここになるわけですね。

常陸分社は歴史は浅く、平成4年に分霊を賜りました。また、平成26年に島根出雲大社としての包括的な関係を廃止し、名称も正式には常陸国出雲大社と改称されています。

常陸分社も島根出雲大社と同じ手順で参拝します。まずは、鳥居の前で礼をして、鳥居をくぐりましょう。水舎で手と口を清め、参道へ向かいますが、パワーを遮るこのないよう参道は端を歩くようにしてください。

参拝は二拝四拍一拝です。四拍というのも、普通より多く感じますが、魔を払い、多くの神様を呼ぶ意味があるとのことです。せっかく行くのなら、やはり効果のある参拝方法で行いましょう。神社によっても独自の参拝方法があるようなので、注意したいところですね。

出雲大社いうと大きな注連縄のイメージが強いですよね。ここ常陸分社でも長さ16m、重さ6tという日本一の注連縄が構えています。なんでも島根出雲大社とは、絞り方が反対らしいです。この注連縄にお賽銭を投げてみましょう。お賽銭が落ちずに藁の中に突き刺さると良縁、恋愛が成就するそうです。

良縁、恋愛のパワースポットだけあって、参拝者の多くは女性です。その効果も本家島根の出雲大社とは変わりません。恋活、婚活中のアナタ、ぜひ一度足を運んでみてはどうですか。

【常陸国出雲大社(出雲大社常陸分社)】
場所:茨城県笠間市福原2001
最寄駅
・JR水戸線「福原」駅徒歩7分


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徳川のパワーを受け継いだ日光東照宮

世界遺産に登録されている日光東照宮は、日本屈指の龍穴パワースポットです。「東照宮」とは、江戸幕府初代徳川家康を神格化し祀る神社を指し、日本全国にあります。その総本山となるものが、ここ『日光東照宮』です。

ここが強力なパワースポットになっている理由は、風水的に大地のエネルギーがみなぎる龍穴という大変運気のよい場所に建てられていることです。日光山(男体山)から力強いエネルギーを、女峰山から柔らかいエネルギーを交わる場所です。

古くから修験道の霊場だった日光山は東京(江戸)から真北に位置します。家康公はそのことから、自分の墓所を日光に置き、徳川家の子孫繁栄を願い、江戸にパワーを送り守っているといわれます。

そのご利益は、仕事運、勝負運、上昇運などに効果があります。人の上に立つ立場の人などには、ぴったりの場所といえます。家康公のように天下取りを志すのもいいのでないでしょうか。

風水師であった南光坊天海が、風水の技術を用いて設計した場所ですが、その内容には驚きます。まず相地方と方法で最も強力な龍穴を探します。北極星の真下に本殿前の陽明門と唐銅鳥居を中心がきます。その線の真南に江戸があります。これを「北辰の道」といいます。

その起点が、四神相応の土地相で、日光東照宮の中でも最もパワーの強い場所になります。また、東照宮内にある主要な建物を線で結ぶと北斗七星の配置になることを知ることもできます。

このパワーの源になる起点。特別標識が出ているわけではありませんが、知っている人はここの上で立ち止まってパワーを吸収しています。ごく普通のタイル板が敷き詰められた場所ですが、そこだけ人々が足を踏み固めるせいか、艶っぽくもみえます。
参拝を済ませたら、奥宮へ足を運びましょう。ここは、家康公の廟所となる奥宮宝塔があり、日光東照宮のエネルギーの発生する場所ともいわれます。奥宮に続く道は、龍の通り道になっています。家康公のご遺体は、久能山東照宮に葬られていますが、魂がここ日光東照宮に祀られています。

視える人にとってみると、この奥宮宝塔の横や後ろからエネルギーが出ているのが見えるそうです。アナタもこちらに行った際には、集中して宝塔を見てください。宝塔の奥にある古い御神木の杉は、叶え杉といって、願い事を叶えてくれるそうですので、手を合わせましょう。

そして、奥宮宝塔近くにある井戸も寄ってください。拝殿、宝塔に参拝した後、ここの井戸水に触れると、もらったエネルギーが定着するといわれています。日光東照宮はパワーが強すぎ、常人には危険もあるといわれます。そのため、ここでパワーを安定させるそうです。

日光東照宮には5173枚もの彫刻があり、そのすべてに意味がありそうです。『見ざる、聞かざる、言わざる』の三猿、『眠り猫』などは特に有名で、知らない方はいらっしゃらないでしょう。その他に数多くの彫刻があり、実は未来の預言書のようなものもあるとか…。ご自分で確かめるといいですよ。

お時間があるようでしたら、お隣の日光二荒山(ふたらやま)神社も定番のパワースポットになっています。こちらでは、結婚運、恋愛運に効果がありますので、ぜひお立ち寄りください。その参道も龍道になっていますので、進むだけでも効果があります。

【日光東照宮】
場所:栃木県日光市山内2301
最寄駅
・東武鉄道日光線「東武日光」駅東武バス10分
・JR「日光」駅東武バス10分
(バスはともに、中禅寺湖方面、世界遺産めぐりバス西参道下車)