Monthly archives: 5月 2017

開運、出世を願うものが誰もが足を運ぶ愛宕神社

東京23区で最も高く自然豊富な愛宕山。この山頂にあるのが愛宕神社(あたごじんじゃ)。徳川家康の命により、勝軍地蔵菩薩を置いたのがその始まりとなります。皇居からはわずか1.5kmの位置にあります。

ご祭神は火神、水神、山神をはじめ大自然のパワーと自然神の力が溢れる清々しい神社です。都心では珍しい神社ですね。主祭神は火産霊命(ほむすびのみこと)という火の神です。

その火の神が恋愛の炎をたきつける恋愛運を上げるご利益もあります。火の神様を祀っていることから、そのことから火で邪気を払う神社でもあります。

仕事運がアップするということで名高い愛宕神社。出世を目指すビジネスパーソンならだれでも承知のパワースポットですね。そして、その仕事運、出世運を左右するのが、『出世の石段』の存在です。

江戸幕府三代目将軍徳川家光時代の日本一の馬術の名人曲垣平九郎(まがきへいくろう)が、この石段を駆け上がり、梅の枝を見事取ることに成功した逸話からきています。家光公は平九郎を賞賛し、彼の名は全国に広まっていきました。

これが『出世の石段』、別名『男坂』と呼ばれるようになった所以です。見上げた瞬間にため息がでるような急こう配な86段の石段が神々しくそびえます。

火の神の力で邪気を払い、『出世の石段』の武勇伝にあやかって開運し、仕事運、出世運を向上させてくれます。数多くの経営者やサラリーマンが、ここ愛宕神社に訪れますが、実は間違えた方法で参拝し、逆に運気を下げてしまうこともあるので注意してください。

まず『出世の石段』を途中で休むことなく、かなりキツいですが登り切ってください。登り切ったら、社殿に向かいます。「二礼二拍一礼」をし、右回りに太郎坊社、福寿稲荷社、大黒天社と拝みます。
この境内は、井伊直弼が暗殺された『桜田門外の変』において、水戸浪士が集結した場所であり、勝海舟が西郷隆盛を誘って『江戸城無血開城』へ導いた会談場所なのです。歴史のターニングポイントにもなった重要地なのです。気持ちが引き締まりますね。

弁財天社のある池では、清らかな水の流れる浄化スポットになっています。鯉でも眺めながらこの池のほとりで心を浄化してみてください。日々の忙しさを忘れ、心を癒してみましょう。クリアになって、閃きがあるかもしれません。

そして、もっとも注意したいのが参拝帰りの方法です。絶対に『出世の石段』から降りないようにしてください。必ず裏口の女坂やエレベーターから神社を出るようにすることです。運気がゼロに戻ってしまいます。『出世の石段』は登り専用です。

これはなぜかと申しますと、前述した『桜田門外の変』で、実行者18人がその階段を下って襲撃に向かったところ、事は成し遂げたのですが、そのうち16人は命を落としたとされるからです。

お昼のランチタイム、気軽にフラッと立ち寄れる位置にありますので、運動と仕事運向上をかねて、ぜひお立ち寄りください。

【愛宕神社】
場所:東京都港区愛宕1-5-3
最寄駅
・日比谷線「神谷町」駅徒歩5分
・銀座線「虎ノ門」駅徒歩8分
・都営三田線「御成門」駅徒歩8分

神様の分社といえば出雲大社常陸分社

出雲大社といえば、島根県にある神社で縁結びの神様として全国的にも有名ですね。縁結びといっても、恋愛だけでなく、友人や仕事関係などあらゆる良縁にご利益があるといわれています。福の神といわれる所以ですね。

出雲は神の国です。そして、出雲大社は日本中の神様が集まってくる神社です。ご祭神は大国主大神、縁と運命を司る神様です。この大国主大神が天照大神に国を譲り、そのとき建立されたのが出雲大社です。

大国主大神は日本最古の歴史書『古事記』にも登場します。親しまれた呼び方では、大黒様とあります。神話ではイナバの白兎に出てくる心優しい神様です。しかも恋多き神様で、複数の女神と夫婦関係にありました。それで縁結び神様になったわけですね。

本来なら島根の出雲大社に行くことがいいのですが、時間的、物理的に難しい人たちのために、出雲大社は日本中に分社があります。東京にも六本木にも東京分社があります。しかし、島根の出雲大社のご利益を得るのであれば、茨城県にある常陸分社の方が効果的です。

では、東京分社よりも常陸分社の方がパワーが強いのでしょうか。島根の出雲大社は日が沈み休まる『日隅宮(ひすみのみや)』と呼ばれています。対して、常陸は「日が生まれる(日立)」または「常世の国(陸)」と呼ばれます。

そしてさらに、島根県の出雲大社から長野県にある諏訪大社を直線で結び、貫いた先には出雲大社常陸分社があるのです。島根のパワーと諏訪のパワーが直線的に通る特別な位置に鎮座するのが常陸分社なのです。これが関東で出雲大社といえばここになるわけですね。

常陸分社は歴史は浅く、平成4年に分霊を賜りました。また、平成26年に島根出雲大社としての包括的な関係を廃止し、名称も正式には常陸国出雲大社と改称されています。

常陸分社も島根出雲大社と同じ手順で参拝します。まずは、鳥居の前で礼をして、鳥居をくぐりましょう。水舎で手と口を清め、参道へ向かいますが、パワーを遮るこのないよう参道は端を歩くようにしてください。

参拝は二拝四拍一拝です。四拍というのも、普通より多く感じますが、魔を払い、多くの神様を呼ぶ意味があるとのことです。せっかく行くのなら、やはり効果のある参拝方法で行いましょう。神社によっても独自の参拝方法があるようなので、注意したいところですね。

出雲大社いうと大きな注連縄のイメージが強いですよね。ここ常陸分社でも長さ16m、重さ6tという日本一の注連縄が構えています。なんでも島根出雲大社とは、絞り方が反対らしいです。この注連縄にお賽銭を投げてみましょう。お賽銭が落ちずに藁の中に突き刺さると良縁、恋愛が成就するそうです。

良縁、恋愛のパワースポットだけあって、参拝者の多くは女性です。その効果も本家島根の出雲大社とは変わりません。恋活、婚活中のアナタ、ぜひ一度足を運んでみてはどうですか。

【常陸国出雲大社(出雲大社常陸分社)】
場所:茨城県笠間市福原2001
最寄駅
・JR水戸線「福原」駅徒歩7分


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徳川のパワーを受け継いだ日光東照宮

世界遺産に登録されている日光東照宮は、日本屈指の龍穴パワースポットです。「東照宮」とは、江戸幕府初代徳川家康を神格化し祀る神社を指し、日本全国にあります。その総本山となるものが、ここ『日光東照宮』です。

ここが強力なパワースポットになっている理由は、風水的に大地のエネルギーがみなぎる龍穴という大変運気のよい場所に建てられていることです。日光山(男体山)から力強いエネルギーを、女峰山から柔らかいエネルギーを交わる場所です。

古くから修験道の霊場だった日光山は東京(江戸)から真北に位置します。家康公はそのことから、自分の墓所を日光に置き、徳川家の子孫繁栄を願い、江戸にパワーを送り守っているといわれます。

そのご利益は、仕事運、勝負運、上昇運などに効果があります。人の上に立つ立場の人などには、ぴったりの場所といえます。家康公のように天下取りを志すのもいいのでないでしょうか。

風水師であった南光坊天海が、風水の技術を用いて設計した場所ですが、その内容には驚きます。まず相地方と方法で最も強力な龍穴を探します。北極星の真下に本殿前の陽明門と唐銅鳥居を中心がきます。その線の真南に江戸があります。これを「北辰の道」といいます。

その起点が、四神相応の土地相で、日光東照宮の中でも最もパワーの強い場所になります。また、東照宮内にある主要な建物を線で結ぶと北斗七星の配置になることを知ることもできます。

このパワーの源になる起点。特別標識が出ているわけではありませんが、知っている人はここの上で立ち止まってパワーを吸収しています。ごく普通のタイル板が敷き詰められた場所ですが、そこだけ人々が足を踏み固めるせいか、艶っぽくもみえます。
参拝を済ませたら、奥宮へ足を運びましょう。ここは、家康公の廟所となる奥宮宝塔があり、日光東照宮のエネルギーの発生する場所ともいわれます。奥宮に続く道は、龍の通り道になっています。家康公のご遺体は、久能山東照宮に葬られていますが、魂がここ日光東照宮に祀られています。

視える人にとってみると、この奥宮宝塔の横や後ろからエネルギーが出ているのが見えるそうです。アナタもこちらに行った際には、集中して宝塔を見てください。宝塔の奥にある古い御神木の杉は、叶え杉といって、願い事を叶えてくれるそうですので、手を合わせましょう。

そして、奥宮宝塔近くにある井戸も寄ってください。拝殿、宝塔に参拝した後、ここの井戸水に触れると、もらったエネルギーが定着するといわれています。日光東照宮はパワーが強すぎ、常人には危険もあるといわれます。そのため、ここでパワーを安定させるそうです。

日光東照宮には5173枚もの彫刻があり、そのすべてに意味がありそうです。『見ざる、聞かざる、言わざる』の三猿、『眠り猫』などは特に有名で、知らない方はいらっしゃらないでしょう。その他に数多くの彫刻があり、実は未来の預言書のようなものもあるとか…。ご自分で確かめるといいですよ。

お時間があるようでしたら、お隣の日光二荒山(ふたらやま)神社も定番のパワースポットになっています。こちらでは、結婚運、恋愛運に効果がありますので、ぜひお立ち寄りください。その参道も龍道になっていますので、進むだけでも効果があります。

【日光東照宮】
場所:栃木県日光市山内2301
最寄駅
・東武鉄道日光線「東武日光」駅東武バス10分
・JR「日光」駅東武バス10分
(バスはともに、中禅寺湖方面、世界遺産めぐりバス西参道下車)