道祖神と石神鳥居と合わせて参拝すれば効果アップ、洲崎神社

名古屋の街の真ん中に縁結びのパワースポットがあるのをご存知でしょうか。アクセスも良く、旅行や出張の際にも、お立ち寄りいただける場所にあります。ビジネス街ということもあり、地元の方よりも地方から来た方の方が多いとも聞いています。

愛知県名古屋市中区栄、この洗練された都会の中にちょっとユニークなパワースポットがあります。それは、洲崎(すさき)神社といいます。名古屋栄の繁華街から徒歩圏内で、ビルが建ち並ぶ中にひっそりと位置する隠れパワースポット的存在です。

今でこそ、決して広い神社ではないのですが、その昔は栄一丁目一帯がこの洲崎神社の境内だったと聞きます。だとすれば、かなり大きな神社です。地元の人からは、『牛頭(ごず)天王』と呼ばれることもあるそうです。

祀られているご祭神は、素戔鳴尊(すさのをみこと)と稲田姫命(いなだひめのみこと)です。そして、夫婦神とその八人の子供たちも併せて祀っています。

現在では、さほど広いともいえない洲崎神社ですが、中はなかなか盛りだくさんのご利益を期待ですます。本殿右には白龍龍寿大神が祀られています。仕事運や金運上昇にご利益があります。また祀られた十二支の像を巡る『洲崎十二支参り』というものもあります。縁結び、厄除、無病息災、商売繁盛を司ります。

本殿参拝、石神様と石神鳥居くぐり、道祖神の順番でお進みください。相殿の石神様は、布都御魂(ふつみたま)と道祖神がご祭神となっています。

まずは、本殿を参拝したら、すぐ右にある石神様へ向かいます。そこには太鼓橋という腹這いになって進む小さな橋があるのですが、その橋をまたぐように小さな小さな鳥居があります。それを腹這いになって通り抜け、運気上昇を祈願します。無事通り抜けて石神様にたどり着いたら改めて参拝してください。

ただし、かなり必死な姿になりますので、お一人で訪れた際には、ちょっと気が引けると思います。できれば、和気あいあいとした方と同行し、笑い半分の気持ちで行った方がいいかもしれません。

こちらの洲崎神社は、縁結びが最もポピュラーです。縁結びというと、恋愛成就の男女のイメージですが、しかし、それは決してそれだけを指すわけではなく、家族関係、仕事関係、友人関係など、人間関係全般を指します。

縁結びの祈願をするには、先に社務所で『縁結びの輪』を購入します。白い紙の裏に、自分の名前と、どのような縁に恵まれたいかを記入します。そして、縁結びの輪を手に握り、本殿に参拝してください。

無事参拝したら、ここからが大事です。傍にある『道祖串』様にお祈りをして、頭の部分をカパっととります。すると、串が出てきますので、ご自分の縁結びの輪を結びつけてください。これが奉納となります。そして、頭を戻し、道祖神に祈願します。

ここでご注意していただきたいことをお伝えします。洲崎神社には、お参りの順番が決まっているので、もし『道祖串』様に縁結びの祈願をするおつもりならば、本殿をご参拝する前に先に縁結びの輪をご購入ください。

【洲崎神社】
場所:愛知県名古屋市中区栄1-31-25
最寄駅
・市営地下鉄「伏見」駅7番出口徒歩15分
・市営地下鉄「大須観音」駅徒歩15分